プライバシーを確保しながらも明るく開放的な空間をつくりたいという建て主の要望を実践した住宅です。都心部でありながら南側にある母屋の広い庭を共有する敷地で、庭と建物の関係性も熟考しながらプランニングしました。1階の南側に大きく開口部を設けることで、庭の風景と自然光を最大限に取り込んでいます。幹線道路に面した北側の玄関は吹き抜けにして大きな天窓を設けることで、プライバシーは確保しつつ1階まで自然光が降り注ぐ、明るい空間が生まれました。室内は打放し仕上げの構造壁をそのまま生かし白色を混ぜた保護塗料を使用、コンクリートの質感をのこしながら明るく仕上げています。
Design: | 2021.08-2023.01 |
Construction period: | 2023.02-2024.02 |
敷地面積: | 328.41㎡ |
建築面積: | 100.93㎡ |
構造: | 1階RC造 2階木造 |
階数: | 地上2階 |
写真: | Naoki Terakawa |