建物の中心に茶室をしつらえた、バリアフリー対応型の住宅です。茶室に加えてオープンキッチンとダイニング、リビングといった空間ごとに天井の高さを変えてリズムをつけ、大きな屋根がそれらを受けとめています。この家には廊下というものが存在しません。どこにいても家族の気配を感じながらも、プライバシーはきちんと確保すべくプランニングしました。ファサードの大開口部からは日が差し込み、焦げ茶色でまとめた落ち着きのあるインテリアと呼応しあいます。
Design: | 2017.04-2018.04 |
Construction period: | 2018.05-2019.05 |
敷地面積: | 302.54㎡ |
建築面積: | 149.04㎡ |
構造: | RC造 |
階数: | 地上2階 |
写真: | Shigeo Ogawa |